宮川大聖がミニアルバムをリリース!「音で暴れたい!という気持ちで作りました」
Z世代を中心に人気のアーティスト・宮川大聖が11月6日、約1年半ぶりとなるミニアルバム「Little Riot」をリリースする。「ユートピア」「光」「Sparkling Love」といった既発のシングル3曲に加え、自身の人気楽曲「Null」や「蒼い夜」でもおなじみのMori Zentaroや気鋭のボカロP・不眠症とタッグを組んだ新曲など全6曲を収録。「音で暴れたい」という気持ちを込めたという今作について、宮川に話を聞いた。
――新曲はボカロP・不眠症さんとの初タッグなど、宮川さんとしてもまた新たな挑戦があったようですね。 「そうですね。不眠症さんに作詞・作曲いただいた『Elysium』は、もともと不眠症さんの作り出す世界観が気になっていたので“不眠症節”を前面に出してほしいとお願いしました。デモをいただいた時から曲調がめちゃくちゃカッコ良くて、わくわくが止まらなかったですね。実際歌ってみたら大変でしたけど、レコーディングはすごく楽しかったです」 ――もう一つの新曲「ナイトステップ」は、宮川さんとは3度目のタッグとなるMori Zentaroさんが作曲に携わっている楽曲です。 「デモを聴いた時は、これまで自分が触れてこなかったジャンルだったし、Moriさんが思い描く“おしゃれさ”に僕が到達できるのか、すごく不安でした。でも、なんだかんだ完成してみたら結構うまくハマることができて、新しい扉を開けてくれた感覚。自分もこういう曲できるじゃん、みたいな気持ちになりました。作詞は僕がさせていただきましたが、一番気に入っているフレーズは『君と居たいんだくだらない愛で』かな。歌っていても一番気持ちのいいところです」 ――宮川さんが作詞・作曲を担当した新曲「UNLIMITED」も収録されています。こちらのこだわりポイントも教えてください。 「いくつかあった楽曲ストックの中から、今回の『Little Riot』にぴったりな曲を探していた時に『これめちゃくちゃカッコ良くない?』と思ったのが、この『UNLIMITED』でした。ストックとして眠っている曲って、意外と作った当時はあまり気に入っていないことが多いんですよね。でも、やっぱり時間がたつにつれて自分の感覚も変わったりして、ふと聴くといいなと思うこともあって。『UNLIMITED』も、改めて聴いたら『宮川大聖ってこれだよな』という要素がたくさん含まれていたので、このタイミングで出そうとなりました」 ――既発のシングル「光」「ユートピア」「Sparkling Love」についても、改めて聴きどころをお聞かせいただけますか。 「3曲ともライブで歌うにつれてめちゃくちゃ大好きになっていった曲でもあるので、皆さんにもライブをイメージしながら聴いていただきたいなと思っています。今回のミニアルバムは、『久々に音で暴れたい! “Riot(暴動)”を起こしたい』という気持ちを込めて作ったもの。僕の中でいろんな感情が動いてできた曲ばかりなので、皆さんにどう受け止めてもらえるのか。それがすごく楽しみです」 ――SNSでの発信も積極的な宮川さんですが、SNSを拝見していると2024年は「初」をたくさん経験されたような印象を受けました。印象的だった「初」のエピソードをお聞かせください。 「写真集の撮影で、人生で初めて海外に行ったのが大きな出来事でした。ずっと海外に行ってみたいとは思っていたのですが、なかなか簡単に踏み出せることでもなくて。そんな中、今回写真集で台湾に連れて行ってもらえたのは、めちゃくちゃ光栄なことでした」 ――台湾での滞在はいかがでしたか。 「身の周りで起こることが全て初めてなので、とにかく刺激を受けました。あと、ご飯がすごくおいしかったです。特に、魯肉飯(ルーローハン)! 日本でもよく食べていますが、本場の魯肉飯はやっぱりちょっと違って、どっちもおいしい! となりました(笑)。同じアジアだからか、日本に近しい印象もありましたし、皆さんすごく優しい方々ばかりだったので初海外が台湾で良かったなと。もし、次に行ける機会があったらヨーロッパの方とかも行ってみたいですね。また感じるものが全然違うのかなと思っています」 ――SNSといえば、宮川さんはツイキャスなどの配信もよく行っていらっしゃいますよね。 「ファンの方と直接お会いできる機会も大切ですが、SNS上で皆さんとつながれるのもすごくうれしくて。コメントを拾ってお話ができるから皆さんのことを身近に感じられるし、そもそも配信が好きなんですよね。最近はあまり時間が取れないことも多いのですが、逆に時間が空いたと思ったらすぐに配信したくなっちゃう。1回始めると10時間くらいしゃべったりしちゃうんですよ。たまにマネジャーさんに怒られて強制終了…なんてことも(笑)。でも、今後もそういう時間は大事にしていきたいですね」