【インド】二輪ロイヤル、電動車市場への参入を発表
インドの二輪車大手ロイヤル・エンフィールドは4日、電動二輪車ブランド「フライング・フリー」(Flying Flea)を立ち上げ、電動車市場に参入すると明らかにした。 ロイヤル・エンフィールドはまず、最初のモデルとして「フライング・フリーC6」を発売し、続いて「フライング・フリーS6」を投入する方針。C6とS6ともに、2026年初頭の発売を予定している。 ロイヤル・エンフィールドのB・ゴビンダラジャン最高経営責任者(CEO)は、電動二輪車事業について、「長年にわたり、研究開発(R&D)とインフラに投資してきた」と明らかにし、「フライング・フリー部門にはインドと英国で200人を超える世界水準のエンジニアが集まっている」と述べた。 ゴビンダラジャンCEOはまた、南部チェンナイで電動二輪車の生産施設の設置を開始したことも明らかにした。PTI通信の4日付報道によると、親会社である商用車大手アイシャー・モーターズのシッダールタ・ラル社長は、「電動車のバッテリーセルは外部から調達するが、バッテリーパックやモーターは社内で生産する」と説明している。