川中美幸が「手を握っていただいたことを忘れられません」石原裕次郎さんとの思い出を振り返る
演歌歌手の川中美幸、杜このみ、青山新といったテイチクエンタテインメント所属の歌手が4日、東京・増上寺で行われた文化放送の地域連携型リスナー感謝イベント「浜祭」での公開生放送に参加した。 創立90周年を迎えたテイチクを記念した活動の一環で、川中らは番組内でテイチク70周年の際に制作された楽曲「こころのこだま」を熱唱。観客2000人を魅了した。 川中は「デビュー当時ってラジオの公開収録の番組がたくさんあった。昭和の古き良き時代がタイムスリップした感じ」と笑みを見せた。「気が付いたら最年長だった」とテイチクに在籍してから47年という川中。テイチクでの思い出を聞かれると1987年に亡くなった石原裕次郎さんの名前を挙げ「ご存命なら90歳。『ふたり酒』がヒットした時に『売れて良かったね』と手を握っていただいたことを忘れられません」と懐かしんだ。 90周年の記念ではコンサートなど、様々な企画も予定されており、「まだご恩返しができていない。心を一つにしてみんなでがんばって、テイチクレコードを盛り上げて行きたい」と語った。
東スポWEB