【朝日杯フューチュリティS】逃げても差しても競馬可能!サトミノキラリが狙う一発
朝日杯フューチュリティS サトミノキラリ 鈴木伸尋調教師 ――前走(11/18・東京・1400)は1着でした。レースを振り返ってください。 鈴木伸調教師(以下、鈴):距離を1400に延ばしてどういう競馬が出来るかと思って見ていましたが、すごく内容が良かったですね。まだキャリア3戦目であのような中身のある勝ち方が出来たのは、大きな収穫でした。 ――今回朝日杯を選択した意図は。 鈴:既に2勝していますし、強いメンバーと戦って現状どれくらいやれるか試してみたいという気持ちがありました。距離がマイルに延びますが、オープンになればペースも速くなるだろうし対応出来るだろうと思って挑戦してみます。札幌で右回りを経験していますし、前走のような競馬が出来れば阪神マイルは問題ないと思っています。 ――この中間の過ごし方を教えてください。 鈴:前走後は放牧に出してリフレッシュさせました。体のケアをしっかりして、12/5(火)に帰厩しました。 ――今後の調整予定を教えてください。 鈴:12/8(金)に追い切りをやって、あとは12/13(水)に最終追い切りをやる予定です。レース間隔が詰まっていますし、これで十分でしょう。 ――初の関西遠征になります。 鈴:これは初めてなので、やってみないと分かりませんね。北海道で使うときに輸送は経験していますが、輸送後2週間くらい滞在調整期間がありましたから。今回は長距離輸送後すぐに競馬なので、体が減ってしまうのか維持出来るのかなど、やってみないと分からないことがあります。 ――現状で先生が感じるこの馬のストロングポイントを教えてください。 鈴:前向きなところですね。逃げても控えても競馬が出来るところもストロングポイントだと思います。 ――今後の成長を期待しているところは。 鈴:まだまだ緩さがあって非力なところもありますし、レースやトレーニングの経験を積みながら全体的に力を付けていってくれれば、と思います。 ――初G1挑戦に向けて意気込みをお願いします。 鈴:G1で強いメンバーとあたるので、胸を借りるつもりでぶつかっていって、どれだけ競馬が出来るか楽しみです。内容のある競馬をしてくれれば、と思っています。
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