15年で100人以上の子どもをもうけたと明かしたテレグラムのCEO、ロシアで自身の精子を使った体外受精に資金提供(海外)
テレグラム(Telegram)のCEOパーベル・ドゥーロフ(Pavel Durov)氏は、自身の精子を使った女性の体外受精(IVF)に資金を提供している。 ロシアの首都モスクワにあるAltraVita IVFクリニックがこのプログラムの存在を認めた。ロシア人女性が対象だという。 ドゥーロフ氏は15年間の精子提供を通じて、100人以上の子どもをもうけたと7月に明かしていた。 テレグラムのCEOでビリオネアのパーベル・ドゥーロフ氏は、自身の精子を使った女性の不妊治療に資金を提供している。 モスクワにあるクリニックがこの"サービス"を宣伝していて、ドゥーロフ氏の「非常に寛大な」寄付によって費用は賄われているという。 これは出生数を増やしたいというテック業界の大物たちの熱烈な願望を示す、衝撃的な例の1つだ。 モスクワにあるAltraVita IVFクリニックは、少なくとも今年の夏以降、このサービスを宣伝している。 Business Insiderの電話取材に対し、クリニックの広報担当者はこの無料のIVFプログラムの存在を認めた。対象はロシア人女性のみだという。 担当者によると、IVFには通常5000ドル(約77万円)前後かかるという。医療上の守秘義務を理由に、治療の詳細については明言を避けた。 ドゥーロフ氏はフランスで起訴されていて、当局はテレグラムで共有された違法なコンテンツについて、ドゥーロフ氏個人の責任を追及しようとしている。 フランスとロシアの市民権を持つドゥーロフ氏は8月、パリでプライベートジェットから降りたところを逮捕された。同氏はその後、保釈されたが、フランスからの出国が禁止されている。 テレグラムへの7月の投稿で、ドゥーロフ氏は15年前から精子提供を始め、これまでに12カ国で「100人以上」の子どもが生まれたと明かしていた。
Thibault Spirlet