鈴木知事と静岡県西部地域の市長町長の懇談 公共交通の効率化や災害被災地への援助など要望
静岡県掛川市で地域サミットが開かれ、鈴木知事と静岡県西部地域の市長・町長が意見を交わしました。 伊豆半島地域に続き、2回目の開催となった今回の地域サミットには、鈴木知事と県西部地域の7市1町の市長・町長が出席しました。 サミットでは産業・観光振興や防災対策など4つのテーマについて議論され、御前崎市の下村勝市長は鉄道が通っていない地域性について触れ「住民生活と観光で性質が異なるため、地域全体として公共交通の効率化を図りたい」と要望。 鈴木知事は「国にも日本版ライドシェア推進を働きかけていきたい」と応じました。 一方、これまでの台風被害や、能登半島地震を踏まえ、磐田市の草地博昭市長は「他市町への避難を想定した連携強化や、被災後仮設住宅以外にも、アパートの借り上げに補助金を出すなど、県のフォローもお願いしたい」と要望しました。