ボルティモア・レイブンズのラマー・ジャクソン（Getty Images）

NFLのレギュラーシーズンは、日本時間12月29日から第17週に突入する。レギュラーシーズンは残り2週。プレーオフ争いはいよいよ大詰めを迎えてきた。 【動画あり】【NFL】2024年スーパーボウルのハーフタイムショー出演者は誰？ 報酬・歴代出演者一覧 プレーオフ進出枠が残り5つのAFCは、9勝6敗で第3シードのカンザスシティ・チーフス、10勝5敗で第5シードのクリーブランド・ブラウンズ、9勝6敗で第6シードのバッファロー・ビルズはほぼ当確として、残り2つのイスを7チームが争う。 その中でも、8勝7敗で第7シードのインディアナポリス・コルツは、7勝8敗で辛うじてプレーオフ進出の可能性を残しているラスベガス・レイダースと対戦する。コルツは勝てばAFC南地区優勝も視野に入って来るだけに、落とせない一戦だ。対するレイダースも、今季のスーパーボウル開催地をフランチャイズに持つチームとしては負けられない戦いだ。 一方のNFCは、すでにプレーオフ枠4枠が確定。残り3枠を8チームで争っている。目下8勝7敗の南地区首位で第4シードのタンパベイ・バッカニアーズは、7勝8敗で同地区3位のニューオリンズ・セインツとライバル対決。バッカニアーズは勝てばプレーオフ進出の可能性をグッと引き寄せ、セインツは勝たなければプレーオフの可能性がほぼ消滅する。お互いの意地をかけた大事なゲームとなる。 すでにデトロイト・ライオンズが30年ぶりの地区優勝を飾った北地区のワイルドカード争いも見逃せない。ミネソタ・バイキングスとグリーンベイ・パッカーズは7勝8敗同士の戦い。プレーオフ戦線生き残りをかけた戦いは、火花バチバチのぶつかり合いとなること必至だ。 レギュラーシーズン2週を残して、スーパーボウル出場の可能性が残っているチームまだ24チームある。これは過去20シーズンで最多の数字で、NFLの戦力均衡が図られていることを物語っている。第17週はスーパーボウル進出の可能性を残すチーム同士の対戦が8試合、同地区対決が5試合組まれており、新年から熱い戦いが期待できそうだ。