【漫画】“女の子になぁれ”どうしても女の子が欲しい母親の元に産まれたのは男の子だった…ゾッとする実話に「ホラー」「考えさせられた」の声
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、神谷もちさんがX(旧Twitter)上に投稿した漫画「どうしても女の子が欲しかったママの話」だ。4月15日時点で9000以上のいいねがつく反響が集まり、話題となっている。今回は作者の神谷もちさんに制作の背景を伺った。 【漫画】産まれてくる子どもを女の子にしたかった母親がとった行動に「怖い」「一気に最後まで読んでしまった」と反響 ■男性嫌いの母親の元に産まれたのは男の子だった この話は作者・神谷もちさんの知り合いが実際に体験した話である。 主人公のゆきえは男性が苦手だった。結婚相手のようへいは、4つ年上で優しく男性嫌いのゆきえを包み込んでくれる存在。 そんな2人に新しい命が宿り、ゆきえは女の子が産まれることを強く願った。 しかし、6か月健診のエコーで先生からは男の子だと告げられる。 どうしても信じられないゆきえは『女の子になぁれ』と心の中で3回唱える魔法の呪文を繰り返し、ベビーベッドの布団もピンクにし、女の子用のワンピースも購入し、女の子を迎え入れる気満々だった。 そして迎えた出産。赤ちゃんは男の子だった。 『男なんかに産んじゃってごめんね…』自分が赤ちゃんを守らなくてはいけないと思ったゆきえは、毎日あの呪文を心の中で繰り返す。『女の子になぁれ 女の子になぁれ 女の子になぁれ』 そして、赤ちゃんの名前に【美月】と名付け、ゆきえは美月をまるで女の子のように育てていくのだ。 実際に漫画を読んだ人達からは「怖い」「ホラー」「一気に最後まで読んでしまった」「考えさせられた」「ほん怖だった」と、いった声があがっている。 今回は、作者・神谷もちさんに『どうしても女の子が欲しかったママの話』の制作について話を伺った。 ■作者・神谷もちさんの創作背景とこだわり ――「どうしても女の子が欲しかったママの話」を創作したきっかけや理由があればお教えください。 このお話は知り合いの実体験になります。脚色はしてありますが、おおまかな流れは現実に起こったことです。家庭のトラブルやエピソードを人に聞くことが多いのですが、あまりにも強烈だったため漫画にすることを決めました。 ――「どうしても女の子が欲しかったママの話」を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。 主人公の狡猾さと狂気にこだわりました。ただ狂気に支配されてるのではなく、夫に嘘をつきながら計画を進める狡猾さもかけてよかったので、そこは見て欲しいです! ――今作は多くの方から反響がありましたが、読者のコメントで印象に残っているものはありますでしょうか? 私も女の子が欲しかった。一歩間違っていたらこうなっていたかもしれない…というコメントが印象に残りました。みんな何かしらの理想があって、それに向かって暴走してしまう危うさは人間誰しも持ち合わせているのかもしれません。 ――普段漫画を描かれる際に大切にされていることがあればお教えください。 実際の出来事をベースに書くので、モヤモヤした終わり方が多くなりがちです。読者の方からクレームが来ることもありますが、そこだけは曲げないように気を付けています。 ――神谷もちさんの今後の展望や目標をお教えください。 単行本など出していけたらいいな~と思っています! ――最後に神谷もちさんの作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。 いつも見てくださってありがとうございます!みなさんのコメントや反応に救われています!今度ともどうぞよろしくお願いいたします!
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