障害のある入院患者にわいせつ行為などの疑い 大牟田病院の元男性職員3人を書類送検「わいせつな意図はない」容疑を否認
福岡県大牟田市の国立病院機構「大牟田病院」で、複数の職員が入院患者に虐待を繰り返していた問題で、入院患者にわいせつな行為をしたり、頭を殴ったりしたとして、当時の男性職員3人が書類送検されました。 【写真で見る】国立病院機構「大牟田病院」
準強制わいせつや暴行などの疑いで書類送検されたのは、大牟田病院に勤務していた介護職員の男性2人(52歳と64歳)と看護師の男性で(64)です。 このうち2人の介護職員は2019年から去年にかけて、障害のある入院患者にわいせつな行為をした疑いが持たれています。 また看護師は去年、4人の入院患者の頭を手で殴るなどの暴行を繰り返していた疑いが持たれています。取り調べに対し、2人は、「手が触れた可能性はあるが、わいせつな意図はない」などと容疑を否認していて、看護師は、1人への暴行については認め、3人については容疑を否認しています。