<櫻坂46藤吉夏鈴>映画初出演&初主演 高校舞台の社会派作品で新米記者“トロッ子”に 「ご指導いただき、乗り越えることができました」
アイドルグループ「櫻坂46」の藤吉夏鈴さんが、8月9日公開の映画「新米記者トロッコ 私がやらねば誰がやる!」で主演を務めることが3月6日、発表された。藤吉さんは、今作が映画初出演で初主演。映画は、高校の新聞部を舞台に部員たちが大人たちの闇を暴く、痛快な社会派エンターテインメント作品。藤吉さんは新聞部の新米記者で、文学オタクな高校1年生の“トロッ子”こと所結衣を演じる。「トロッコ」とは、新聞業界用語で「新人記者」のことを指す。 【写真特集】美少女ずらり 藤吉夏鈴の初主演映画、共演キャストは?
藤吉さんは、2001年8月29日生まれの22歳。大阪府出身。2018年に櫻坂46の前身グループ「欅坂46」の2期生として加入した。昨年末のNHK紅白歌合戦で披露された「Start over!」でセンターを務めたほか、今年はWOWOWの「連続ドラマW-30 アオハライド Season2」、NHKの夜ドラ「作りたい女と食べたい女」シーズン2と、既に2本のドラマに出演するなど活躍している。
今回の抜擢(ばってき)については「お話をいただいたとき、本当にありがたく同時にワクワクした気持ちでした。はじめましての方々と出会い、一つのものを作っていけるんだと思うと、うれしく好奇心に溢(あふ)れていました。初主演を務めさせていただけたことうれしく思っています」とコメント。
「不安な気持ちもありましたが、寄り添ってご指導いただき、乗り越えることができました。(キャスト、スタッフ)皆様に感謝の気持ちです。真実に目を向け、真っすぐに突き進む姿は頼もしく特有の輝きがあり、この気持ちを何歳になっても忘れてはいけないんだと、教えてくれました。(役名の)所結衣ちゃんに感謝の気持ちです。愛される作品となりますように、祈っています」と話した。
日本大学芸術学部映画学科に在籍中だった宮川彰太郎さんが、授業の課題で制作した企画書が原案。同学部の非常勤講師の直井卓俊プロデューサーがほれ込んで発起人となり、製作委員会が発足。映画「辻占恋慕」(2022年)などの大野大輔さんが脚本を手掛け、「殺さない彼と死なない彼女」(2019年)などの小林啓一監督がメガホンをとった。