2024年はリーグ戦二桁ゴール到達!堂安律、絶好調の要因とは?フライブルク指揮官「得点は1つのテーマだったが…」
フライブルクのユリアン・シュスター監督は、日本代表MF堂安律の好調の要因はその「オープンで野心的」な姿勢にもあると考えるようだ。 堂安律の価値はいくらまで上昇?日本代表の最新市場価値ランキングTOP20 2022年夏にPSVからフライブルクへやって来た堂安。これまでも主力として活躍してきたが、12年半チームを率いていたクリスティアン・シュトライヒ前監督が今夏に退任した後、シュスター新監督の下でも好調を維持。今季は第8節消化時点で4ゴール1アシストを記録している。2024年に入ってからリーグ戦で10ゴール3アシストと、目覚ましい活躍を続けてきた。 そんな堂安の飛躍に現地メディアも注目。ハンブルガーSVとのDFBポカール2回戦(2-1)前の会見で、シュスター監督は26歳の日本代表MFが 「人生最高のフォーム」を迎えている要因を問われると、以下のように語った。 「彼のことをまだそれほど長く知らないので“人生最高のフォーム”なのかどうかに関しては言えない。だが、とても良いプレシーズンを過ごし、フィットネスも良いのは確かだろう。それこそ、どの選手にとっても基本になるものだ」 「確かにリツに関しては、以前からどうやってもっとゴールを脅かせるようになれるかが一つのテーマとしてあった。ボールを持った時に正しいフィニッシュを選択するか、一対一に入ろうとする時にどのアイデアをもってそのシチュエーションを解くか、先週末(RBライプツィヒ戦)のように逆サイドに位置した時、どのタイミングでどう動くかとね」 「これらに関して、彼は非常にオープンだし、非常に野心的で勉強熱心だ。彼はよく他の選手も見ている。彼と同じポジションで、より高いレベルでプレーする選手たちを見ていて、それを基に我々と意見交換をすることや、我々が彼に様々なシーンを見せたりすることも多い」 「こうして一緒に取り組むこと、加えて彼のチームに対しての最大限に献身的な姿勢、常にベーシックな部分を発揮すること……。これらによって、継続的にパフォーマンスを発揮することが可能となる。それに彼はトレーニングの前も後も、信じられないほどの努力で身体づくりに取り組んでいる。それは見ればわかるだろう」