ゴラム役俳優『ロード・オブ・ザ・リング』出演を躊躇した過去「まともな役では呼んでくれないのか?」
俳優アンディ・サーキス(60)は、『ロード・オブ・ザ・リング』出演を打診された時、「まともな役」で出演したいとエージェントに頼んでいたことが分かった。デジタルキャラクターの声の役と聞かされ、初めは魅力的には思わなかったものの、ゴラム役と言われ興味が出たという。 【写真】『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラム 26年には主役として映画化決定 ポップカルチャーの祭典ファン・エキスポ・サンフランシスコのパネルセッションでアンディは明かした。「私が最初にこの役を打診された時、エージェントからの電話を通してだった。『ニュージーランドで「ロード・オブ・ザ・リング」という小さな映画を作っていて、デジタルキャラクターの声を君に頼みたい』ってね」 「私は『え?その映画には他にもたくさんのいい役があるんじゃないか』って感じで、『まともな役では呼んでくれないのか?』って聞いたんだ。そしたら彼らは『ゴラムさ』って答えて、私は『それはまともな役だ。オーケー。わかったよ』ってなったんだ」。 アンディは最初、声の役のみと考えていたものの、ピーター・ジャクソン監督からモーションキャプチャーの技術を紹介されたという。「多くの人が知るようにゴラムは多くのシーンを動かしてフロドとサムの間にクサビを打ち込む。監督はそんなキャラクターを演じる俳優を求めていた」 「モーションキャプチャーは置いといて、私は他の役と同様、心理学や身体性、声の演技に取り組んだよ。どれもが自分と切り離せないもの。ゴラムが従兄弟を殺した罪悪感、その感情がどう閉じ込められているかを考える。不随意的な行動がゴラムの音の推進に役立っているのさ」 今年5月アンディは同フランチャイズに復帰。ゴラムを主人公にした2026年公開予定の新作『ロード・オブ・ザ・リング:ザ・ハント・フォー・ゴラム』で主演、監督を務めることが明らかになっていた。 (BANG Media International/よろず~ニュース)
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