スズキの軽自動車「ワゴンR」が国内累計販売台数500万台達成! 1993年登場の初代から30年3カ月目で実現
スズキはこのほど、軽乗用車「ワゴンR」シリーズが、11月2日に国内累計販売台数500万台を達成したと発表した。 【関連写真】歴代スズキ・ワゴンR
国内累計販売500万台を達成したスズキのモデルは、37年8カ月目で達成したアルトに次ぐ2車種目
このたびワゴンRが達成した500万台は、国内累計販売では最短期間となる30年3カ月目での達成となった。国内累計販売500万台を達成したスズキのモデルは、37年8カ月目で達成したアルトに次いで2車種目となった。 1993年9月に発売した初代ワゴンRは、「乗る人を最優先し、快適で使い勝手のよいパッケージングを追求」というコンセプトで開発。セダンタイプが中心だった軽自動車に“軽ワゴン”という新たなジャンルを創出した。 ワゴンRは軽ワゴンのパイオニアとして軽自動車市場に革新を与え、軽自動車で初めてRJCニューカー・オブ・ザ・イヤー(※)を受賞。軽ワゴンという市場を築き上げたワゴンRは、軽自動車市場の活性化に貢献し、スズキの軽自動車としてだけでなく、日本の軽自動車を代表するモデルである。 ※特定非営利活動法人 日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)による「1993-1994 RJCニューカー・オブ・ザ・イヤー」 ワゴンRは発売以来、ユーザーからの要望や、その時代に求められる安全性能、環境性能などを取り入れながら進化を続け、現在6代目にまで進化を遂げている。また、ワゴンRのクルマ作りの思想は、軽ハイトワゴンの「スペーシア」、そしてSUVと融合させた「ハスラー」にも受け継がれている。さらに、ワゴンRはインドなど海外にも展開され、軽自動車の魅力を世界に広げる役割を果たしてきた。 このたびの発表に際してスズキはこのようにコメントしている。 「スズキは今後もお客様の立場になったものづくりを推進し、お客様のニーズに合った価値ある商品を提供してまいります」 ●スズキ「ワゴンR」の歴史と国内累計販売台数 1993年9月:初代ワゴンR発売 1993年12月:'93-'94 RJCニューカー・オブ・ザ・イヤー受賞 1998年10月:2代目ワゴンR発売 1999年3月:国内累計販売台数100万台達成 2003年9月:3代目ワゴンR発売 2003年12月:国内累計販売台数200万台達成 2008年6月:国内累計販売台数300万台達成 2008年9月:4代目ワゴンR発売 2008年11月:2009年次 RJCカーオブザイヤー受賞 2012年9月:5代目ワゴンR発売 2013年9月:国内累計販売台数400万台達成 2017年2月:6代目ワゴンR発売 2023年11月:国内累計販売台数500万台達成
MotorFan編集部