1000人太鼓の練習に熱、万博での披露に向け兵庫県内7団体がエントリー
2025年大阪・関西万博で、「大阪・関西万博1000人太鼓」が披露されることになった。兵庫県内からも7団体がエントリーし、合同練習会が10日に養父市の県立但馬長寿の 郷(さと)・郷ホールで行われた。約80人が大小の和太鼓を持ち込み、合同曲など2曲の演奏に取り組んだ。
1000人太鼓は全国組織「日本太鼓財団」が企画。財団加盟の団体から参加者を募り、来年7月13日に大阪・夢洲のEXPOアリーナ「Matsuri」で演奏する。すでに1300人の申し込みがあるという。
県内からも、110人がエントリー。10日は県内初の合同練習会となり、近隣府県からの参加者もあった。プロ奏者の井寄忠明さん、山本良子さんを講師に招き、合同曲「いのちの 饗宴(きょうえん)」と、近畿各府県の参加者で演奏する「エネルギア」に挑戦した。
講師の「1、2、3、はい」の掛け声を合図に太鼓を演奏。「腕をしっかり振って」などと声が上がると、80の太鼓の音がいっそう力を増し、ホールの床が震動するほどだった。