「高収入」や「ホワイト案件」などと謳う「闇バイト」に注意 警察が高校生などに呼び掛け(鳥取市)
山陰中央テレビ
都会だけでなく、次から次へと被害が拡大していく「闇バイト」。鳥取県警などは、全国的に問題となっている「闇バイト」に応募しないよう呼びかける街頭活動を行いました。 通行人: 「闇バイトって、してもいいんですか?」 警察: 「しちゃだめだよっていう広報や、ようみといてよ」 この街頭活動は、首都圏で闇バイトを実行役にした強盗事件が相次いでいることを受け、鳥取県警や鳥取県、それにNTTドコモが合同で実施したもので、11月12日はJR鳥取駅前で、通学中の高校生などにチラシを配りながら「高収入」や「ホワイト案件」などとうたう求人情報には応募しないことなどを呼びかけました。 高校生: 「ちゃんとしたサイトでバイトを探すとか、異常に給料が高いバイトとかには気を付けたいと思います。」 高校生: 「騙したほうが悪いんですけど、騙されるほうも細心の注意をはらいつつ、気にしていこうと思います」 警察によると、闇バイトに応募した人などから相談が寄せられ、警察が本人や家族を保護したケースが11月7日までの3週間に、全国で46件にのぼったということです。また、警察に相談した人や、実際に犯罪に加担してしまった人の多くが、10代から20代の若者だということです。 鳥取県警生活安全企画課・辻本幸司室長: 「都会で起きているから、こちらは関係ないということではなく、いつでもどこでも起きる可能性があるということを理解いただきたい」 闇バイトに応募した実行役が、指示役に脅されて犯行に及ぶケースが相次いでいることから、警察は犯罪行為を行う前に警察に相談すれば保護することにしていて、絶対に犯罪に加担しないよう呼びかけています。
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