残暑が厳しいので、毎日「冷房」を12時間ほどつけっぱなしです。「除湿」でも部屋が冷えるのですが、電気代は冷房とどちらがお得でしょうか…?
除湿で部屋の湿度が下がらないときの対処法
除湿機能で部屋の湿度や温度を下げようと思って作動させても、湿度も温度も思うように下がらなかった経験はありませんか? 湿度が下がらない場合、まずは設定温度を見直しましょう。弱冷房運転では部屋の湿った空気をエアコンが取り込み、設定温度まで冷やすことで水分が取り除かれます。室温と設定温度の差がない場合には十分に冷やせず、除湿機能が働きにくいです。 また、フィルターや室外機が汚れていることも原因になります。部屋の水分と一緒に取り込んだ部屋のゴミやホコリでエアコンのフィルターが汚れていると空気を吸い込みづらくなります。同じく室外機が汚れている場合は湿気を外に排出しにくくなり、冷房も除湿も効きにくくなります。 除湿の効果を高めるためにも定期的にフィルターの掃除を行ったり、室外機も含めてクリーニングを依頼したりしましょう。
まとめ
冷房では寒すぎる、電気代が心配という場合、弱冷房除湿という選択肢があります。弱冷房除湿では部屋の温度を下げながら湿度を下げるため、結果的に冷房では寒すぎる場合に快適な空間を作ることが可能です。 ただし、部屋を冷やして湿度を下げるという関係上、室温と設定温度が近かったり、フィルターや室外機が汚れていたりするとうまく室温が下がらないことがあります。冷房と除湿の機能の違いを把握し、賢く快適な室内温度を実現しましょう。 出典 ダイキン工業株式会社 冷房と除湿はどう違う? ダイキン工業株式会社 冷房と除湿の電気代の比較(ルームエアコン) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部