「サンふじ」真っ赤に実る 福島県の県北地方で収穫最盛期 作業は12月上旬まで続く
福島県の県北地方の果樹地帯でリンゴの主力品種「サンふじ」の収穫が最盛期を迎えている。 サンふじは袋がけせずに完熟するまで太陽の光をたっぷり浴びせて育てる。他の品種と比べて糖度が高いのが特徴だ。福島市飯坂町の農業横江一郎さん(42)方では従業員の渡辺竜太さん(31)と赤く色づいた実を一つ一つ丁寧にもいでいる。今年は猛暑の影響で収穫量は例年の6割程度にとどまる見込みだが、強い日差しを受けて甘く育ったそう。横江さんは「たくさんの人に味わってほしい」と語っている。 収穫作業は12月上旬まで続く。収穫されたリンゴはJAふくしま未来を通じて県内外に出荷される。