職場で「豚キムチのカップ麺」を食べる人がいます。かなり匂うのでやめてほしいのですが、注意しても大丈夫でしょうか? 本人は「節約になるから」と言っています…
最近、よく耳にする「スメハラ」。具体的には職場で同僚や上司の体臭や香水、食事のにおいなどが気になって、仕事に集中できない状態をいいます。 本記事では、職場で豚キムチカップ麺を食べている人に注意しようかを悩んでいる人に対し「においについて気になる人の割合がどのくらいいるのか」を解説します。 また、節約のためにカップ麺を食べているという人も多いと思われるため、「カップ麺は実際節約になっているのか」も調べてみました。記事の後半では「においが気になる場合の対応策について」も説明していきます。職場のにおいについて悩んでいる人はご覧ください。 ▼節約のために「カップラーメン」はNG? 栄養バランスと節約を両立させる方法とは?
においについて気になっている人はどのくらいいる?
コロナが落ち着き、マスクをとることが多くなってきている中、においについて気になる人もいるかもしれません。デオドラント製品などを手がける株式会社マンダムの調査によると、他人のにおいについて以下のような結果となりました。 ・他人のにおいが気になる人:21.8% ・他人のにおいがやや気になる人:46.0% ・他人のにおいがあまり気にならない人:27.0% ・他人のにおいがまったく気にならない人:5.3% 以上の結果から分かるように、他人のにおいが気になる人は全体の67.8%もいます。においを発するものについては、周りの人のことを考慮する必要があるといえるでしょう。
ランチにカップ麺って節約になるの?
お湯を注ぐだけでさっと食べられるカップラーメンは忙しい社会人に人気がある食事のため、カップラーメンを昼食にする人は少なくありません。一般的にカップラーメンは種類にもよりますが、100円~300円程度のものが多くなっており、総務省統計局の「小売物価統計調査(動向編)2022年」によると、東京都区部でのカップ麺の小売り平均価格は1個当たり171円となっています。 一方で株式会社SBI新生銀行の実施した「2023年会社員のお小遣い調査」によると、会社員が昼食時に使用する費用の平均は、男性が624円、女性が696円となっています。 男女の平均昼食代の中間である660円と比較した場合、カップ麺は171円のため約500円も安いことになります。1か月(月20日働いた場合)は1万円も変わります。つまりカップ麺は昼食にすると節約になるといえるでしょう。 毎日のランチ代もばかにならないことから、仕方なくカップ麺を食べている人もいるかもしれません。そう考えると余計に、においについて注意しづらくなってしまいますね。