文句なし!? 23/24、プレミアリーグベストイレブン【守備的MF】100億以上の価値あり! フル稼働した攻守の番人
2023/24シーズンのプレミアリーグはマンチェスター・シティがアーセナルを2ポイント差で上回り、イングランド史上初の4連覇という偉業を成し遂げて幕を閉じた。他にも話題が盛りだくさんだった今シーズン、最も活躍した11人は誰なのか。今回はフットボールチャンネル編集部が選んだ2023/24シーズンのプレミアリーグベストイレブンを紹介する(データは『Sofa Socre』を参照)。 【画像】23/24シーズン、プレミアリーグベストイレブン
DMF:デクラン・ライス(アーセナル) 生年月日:1999年1月14日 リーグ戦成績:38試合7得点9アシスト アーセナルがウェストハムに支払った1億1660万ユーロ(約163億円)もの移籍金が安く思えるほどのパフォーマンスだった。 今シーズン、デクラン・ライスはプレミアリーグで全38試合に出場した。シーズン後半戦からはウェストハム時代のようにセットプレーのキッカーも任されて得点に絡む機会が増え、7得点9アシストとFW並みの成績を残している。 このイングランド代表MFほど攻守に無理が効く選手はいないだろう。仮に相手選手に前を向かれた状態でも自慢の快速で追いつき、ノーファウルでボールを奪い切る。シーズンを通してチーム最多の83のタックルを成功させながら、貰ったイエローカードは5枚のみ。特に体力的に万全だったシーズン序盤は全く警告を受けず、最初にイエローカードを貰ったのは12月のアストン・ヴィラ戦だった。 アンカーで出場した際のポジショニングの悪さが指摘されることもあったが、それをオンザボールの能力でカバーしてしまうほどの圧倒的な存在感で中盤を支配し続けた。プレミアリーグ年間最優秀選手賞はフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)に譲ったが、彼もそれに相応しいほどの圧倒的な活躍だったと言えるのではないだろうか。ベストイレブンに選出されて当然の結果だろう。
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