NHKマイルC2着などの実績があるマテンロウオリオン

突然ですがマイルチャンピオンシップ(G1)は、「前走東京芝1600～2000m出走馬」が激アツ！ 百聞は一見にしかず。今年と同じく京都芝1600mで行われた過去5年で4勝をマーク。18・19年の1～3着独占を始め、馬券対象馬15頭のうち11頭を独占しているのをご存知でしたか？ その中でも特に注目は、「毎日王冠(G2、東京芝1800m)、富士S(G3※現在はG2、東京芝1600m)1～5着馬」です。2015～19年の好走馬15頭中、約半数の7頭が該当。前哨戦で負けた馬からも好走馬が相次いでいます。 ●19年 1着 インディチャンプ(3人気) →毎日王冠3着 3着 ペルシアンナイト(6人気) →毎日王冠4着 ●18年 1着 ステルヴィオ(5人気) →毎日王冠2着 2着 ペルシアンナイト(3人気) →富士S5着 ●17年 1着 ペルシアンナイト(4人気) →富士S5着 2着 エアスピネル(2人気) →富士S1着 ●16年 2着 イスラボニータ(2着) →富士S2着 しかし、毎日王冠や富士S1～5着馬だからと言って、何でも買ってOKかは別問題。先ほど馬名を挙げた好走馬7頭には、例外なく「G1連対経験」がありました。 G1実績がある有力馬が毎日王冠や富士Sに参戦。余裕残しの仕上げでも前哨戦で見せ場を作った馬が狙い目となります！ そして今年の毎日王冠、富士S1～5着馬でG1連対経験があるのは、下記の3頭です。 シュネルマイスター →21年NHKマイルC1着など ナミュール →22年秋華賞2着 マテンロウオリオン →22年NHKマイルC2着 このうち毎日王冠3着シュネルマイスターは、上記で紹介した過去の好走事例に完全一致。久々を使われた上積みが見込める今回は、人気でも有力な軸馬候補となります。 一方、富士S1着ナミュールはG1連対が牝馬限定戦なのがネックでやや割引。逆に富士S5着マテンロウオリオンは過去の好走馬とはやや毛色が異なるものの、厳しい激走条件をクリアしており要注目の穴馬候補です！