住民が手作りしたイルミネーション「コダナリエ」 イチゴの馬車や消防車も温かな光に〈宮城・山元町〉
仙台放送
宮城県山元町にある小平農村公園。12月7日土曜日から冬の風物詩となっているイルミネーション「コダナリエ」が始まりました。 イルミネーションは全て住民の手作り。東日本大震災の翌年に、支援への感謝の気持ちを伝えたいと企画されました。山元町が誇るイチゴの馬車に、地元の消防団で活躍した消防車も。みんなでアイデアを出し合い、光を灯します。 今年で13回目。20万球ほどのLED電球が使われているそうです。この日も多くの人が訪れ、散策をしたり写真を撮ったりして楽しんでいました。 青森県や福島県から来た人たちは「いろいろライトが光ってきれいで、すごく楽しい」「いろんな色を使って、山元の有名なイチゴのライトもあって、とても楽しい」「(みんなと来て)思い出に残ったと思う」などと話していました。 コダナリエ実行委員会 岩見圭記委員長 「寒いところでも心が温まる感じに、みんなになってもらうよう思いながら装飾をしているので、みんなに喜んでもらえればいいなと思いますし、点灯の瞬間に『わぁ!すごい』という声をよく聞くんですが、その時に本当にうれしい気持ちになります」 コダナリエは12月29日までの金曜日、土曜日、日曜日に点灯されていて、時間は午後6時から午後8時までとなっています。
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