坂本怜、全米オープンジュニア単複16強入り<ジュニアテニス>
全米オープン
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間3日(現地2日)にジュニア部門の男子シングルス2回戦が行われ、第3シードの坂本怜がジュニア世界ランク25位のH・ベルナル(スイス)を7-6 (7-2), 6-4のストレートで破り、ベスト16進出を果たした。 【シナー、ズベレフ、メドベージェフら 全米OP組合せ】 現在ジュニア世界ランク4位で18歳の坂本。今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)ジュニアでは17歳で出場し、優勝を果たした。ジュニア世界ランクも1位を記録するなどジュニアトップレベルの選手となっている。 今大会は1回戦でジュニア世界ランク39位のI・ヴァリエンテ(スペイン)をストレートで下し初戦突破。2回戦では第1セットで4本のサービスエースを決められるなどリターンで苦労するも、自身もブレークを許すことなくタイブレークへ。このタイブレークを制すと、第2セットでは5本のサービスエースを決めるなどサービスゲームでわずか5ポイントしか落とさないプレーを披露。試合を通して1度もブレークを許さず、1時間21分で勝利した。 坂本はシングルスで快勝後、ダブルス1回戦に登場。M・ムルバ(チェコ)とのペアで第1シードで出場しており、O・パルダニウス(フィンランド)/ A・チミニ(キプロス)組を6-2, 6-2のストレートで下し初戦を突破した。 また、同日には女子ジュニア部門のシングルス2回戦も行われ、第7シードの園部八奏がジュニア世界ランク28位のJ・パスティコバ(チェコ)を6-3, 6-2のストレートで下し16強入りを決めている。