国民・玉木代表 石破氏との党首会談で103万円の壁引き上げ訴え「総理に直接申し上げる」
国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が7日、BSフジ「BSフジLIVEプライムニュース」(月~金曜後8・00)に生出演し、11日に予定されている自民党総裁の石破茂首相(67)との党首会談についてコメントした。 【画像あり】 中田敦彦 自民惨敗で「消費税は?」「手取り増える?」解説 「全国民に聞いてほしい」「理解した」 国民の手取り増を訴え、年収103万円の壁の引き上げを求めている玉木氏。「外交的な話も政策要綱に入れる?」と問われると、「検討中ですけど、経済政策の要望、103万円の壁引き上げについては、総理に直接申し上げる」と述べた。 自民党派閥の裏金事件など、政治とカネがクローズアップされた選挙だけに、「政治改革が大きな争点ですから、ここはしっかり決着を付けましょうとは申し上げたいと思います」と断言した。 また、サイバー攻撃被害を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」に関する法案成立も求めていくという。「我が党も独自に法案を出して、サイバー分野での防衛力強化、日米同盟強化ということは必要だと。防衛三文書を決める前に、安全保障政策を決めた中にもしっかり入れてますから」。一部では、国会での審議を先送りするとも報じられていることから、「協力をするから、外交安全保障の分野はしっかり進めるべきだ」とし、「対外的にそうした分野の法整備、制度作りはぜひやるべきだということについても、併せて申し上げようかと」と、法案成立を急ぐよう求める考えを示した。 数多くのテーマが審議のテーブルに上がる可能性もあるが、玉木氏は「我々が求めるというより、やるべきですよ」と主張。「自民党も、やると言っているのが勝手に先送りされているわけですから、総理が代わったからやめるという話ではなくて、サイバー空間防御をしっかり固めないと、防衛はできませんから。我々が求めるということより、当然やるべきことですよね?という念押しです」と、あらためて語った。