A・アーノルドがクロップのイングランド代表監督就任について語る 「もしそんなことが起こったら……」
やはり可能性は限りなく低いか
EURO2024決勝でスペイン代表に敗れ、またしても準優勝に終わったイングランド代表。2大会連続で決勝まで進出しながらタイトルを逃した形となり、ガレス・サウスゲイト監督は大会後に辞任を発表した。 後任にさまざまな名前が飛び交っている現状だが、代表の一員として大会に参加したリヴァプールDFトレント・アレクサンダー・アーノルドは、昨季までリヴァプールを指揮したユルゲン・クロップ氏にイングランド代表監督待望論があることについて『Mirror』で口を開いた。 「彼と働いたすべての瞬間を楽しんだ。僕らは素晴らしい思い出を共有し、素晴らしい関係、素晴らしい絆を築いたんだ。だから、もしそんなことが起こったら、もちろん僕たちにとって中断したところから再開することになる」 A・アーノルドはそうなったら嬉しいとしながらも「もし彼がそれを選んだら驚きだね」と認めた。やはり就任の可能性は限りなく低いと同選手も理解しているようだ。クロップ氏は充電期間に入っており、どのチームであれ、このタイミングで現場復帰を果たすことはまずないだろう。 同選手はまた、ガレス・サウスゲイト監督が過小評価されているとも感じているようだ。 「ガレスは過小評価されていると思う。イングランド代表監督はもっとも難しい仕事にひとつだ。常に批判され、憶測が飛び交い、人々は常に自分の意見を言うからね」 「しかし、彼がチームを率いた方法や選手たちの環境は誰の目にも明らかだ。団結力があり、全員がチームとしてひとつになったが、どんな監督だって批判の対象になるんだよ。彼の対応は信じられないくらい素晴らしく、またしても僕らを決勝まで導いてくれたんだ」 イングランド代表の次期指揮官については、現在エディ・ハウ、グレアム・ポッター、リー・カースリーが有力とみられている。
構成/ザ・ワールド編集部