子どもに、運転免許の教習所代「30万円」を出してほしいと言われています。「みんな親が払ってる」とのことですが、運転の予定はないそうです。“身分証代わり”にしては高すぎるでしょうか…?
家族と話し合い現実的な選択を
運転免許の取得費用は、家計にとって大きな負担になるものです。子どもが運転免許を取りたがっているのであれば、まずは取得の目的や必要性をしっかり確認しましょう。すぐには運転する予定がなくても、時間の余裕がある学生の間に運転免許を取得しておくと、社会人になってから助かるというような考え方もあるでしょう。 一方で、身分証のためだけに運転免許を取得しようとしている場合は、マイナンバーカードやパスポートを身分証として用いることができる点をふまえ、本当に運転免許を取得する必要があるのか検討すべきです。 どうしても運転免許を取得したければ、子どもがアルバイトをして、自分で全額または一部の費用を用意するという方法もあるでしょう。子どもの意見を尊重しながら、家族で話し合ってより良い選択をしてくださいね。 出典 株式会社WAKUWAKU 教習所サーチ 教習所のお金は誰が払う? 外務省 パスポート(旅券)発給申請の手数料 警視庁 更新手続一覧 総務省 マイナンバーカード 執筆者:山田麻耶 FP2級
ファイナンシャルフィールド編集部