「認知度・関心低い」催し、盛り上げたい 京都・亀岡市の職員、都市緑化フェアへ「再生の花」作り
2026年秋に丹波2市1町で開かれる「全国都市緑化フェア」をアピールしようと、京都府亀岡市職員の有志がドライフラワーを手作りした。見ごろを終えた花や不要品を集めた“再生の花”で、亀岡・南丹の両市役所や京丹波町役場の窓口などに飾られている。 同フェアは、環境保護や緑豊かなまちづくりを目指して1983年から毎年各地で開かれている。丹波では26年9~11月に5カ所を拠点に催す。 ただ、亀岡市全国都市緑化フェア推進課は「職員ですら認知度や関心が低い」と吐露する。準備期間から盛り上げようと、有志12人がワーキンググループを立ち上げ企画した。 花は「京都丹波/亀岡 夢コスモス園」に咲いていたコスモスとセンニチコウを、閉園後に摘み取って加工した。 容器の瓶は、3月に閉校した本梅小と青野小の使わなくなった理科備品を譲り受けた。職員が持ってきた瓶や木枠なども活用。「HOZUBAG」の材料にもなる経年劣化したパラグライダーの羽根でふたも作った。 160個ほどつくり、PRカードとともに11月下旬に各所に設置した。