花嫁のインスピレーションの宝庫! 女優の小物を使ったクラシックヘア【前編】
ビジューを飾ったボリューミーなアップヘアを披露したオードリー・ヘプバーンや、モナコ王室にお嫁入りしたグレース・ケリーのベールスタイルなど、往年の女優たちのヘアスタイルは、いつだって花嫁のインスピレーションの宝庫。 今回は、ビジューやティアラ、ベールなどの小物を使ったヘアアレンジ前編と後編に分けてをお届けします。
カトリーヌ・ドヌーヴ
1969年の映画『Mississippi Mermaid(邦題:暗くなるまでこの恋を)』でカトリーヌ・ドヌーヴが見せた花嫁姿。ボリュームたっぷりのシニヨンにビジューのヘッドピースを絡ませ、その上からベールをオン。シアーなベール越しにもその美貌が際立っています。
ソフィア・ローレン
1960年の映画『バラ色の森』でオーストリアの王女を演じたソフィア・ローレン。全体をふんわりとボリュームアップさせたアップヘアの中央に小ぶりなティアラを飾って。その驚異の小顔ぶりと凜としたプリンセススタイルに視線釘付けです。
グレース・ケリー
今なお語り継がれるグレース・ケリーの花嫁姿。ロイヤル・ウエディングではティアラが定番のなか、彼女が選んだのはレースや小粒のパールをあしらったジュリエットキャップでした。レースで縁取ったロングベールも気品あふれる佇まいを演出しています。
オードリー・ヘプバーン
トップを高く膨らませたオードリー・ヘプバーンのアップヘアは、パツンと切りそろえられた短い前髪がポイント。中央に飾ったビジューとイヤリング、ボリューミーなネックレスが顔まわりを華やかに演出しています。
オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーンがジェームズ・ハンソンとの結婚式のためオーダーしていた幻のウエディング・ドレスがこちら。パッツン前髪のショートヘアに合わせた白のボンネとシンプルなロングベールが、清楚で愛らしい花嫁姿を演出しています。
エヴァ・ガードナー
すっきりとまとめたハイシニヨンにスパンコールのカチューシャをあしらったアメリカ人女優のエヴァ・ガードナー。背中を大胆に見せた総スパンコールのドレスと見事にリンクしたヘアスタイルです。
イングリッド・バーグマン
1937年、21歳で結婚したイングリッド・バーグマン。格子状のジュリエットキャップとボリュームたっぷりのベールを、シンプルシックなハイネックのドレスとコーディネート。今でも全く古さを感じさせない、モードで洗練された花嫁スタイルです。