チアダンス「クイーンベリー」全国制し世界大会へ 26日、米フロリダ州で開催
京都府福知山市内外の中高生ら7人で作るチアダンスチーム「クイーンベリー」が、26日から米国フロリダ州オーランドで開かれるダンスの世界大会「ザ・ダンス・ワールズ」に出場する。3月に千葉県で開かれた全国大会で優秀な成績を収め、世界大会の切符を手にした。 チームはカワイダンスエージェンシー(川井千枝代表)に所属し、福知山市三和町寺尾の三和荘、下地のムトベースの体育館などで練習している。3月に大江高校を卒業して4月から日本女子体育大学に通っている佐野このみさんがリーダーを務めてチームをまとめ、綾部高校2年生の芦田結愛さん(日新中出身)がチームの一員で活躍する。 全国大会はUSAオールスターナショナルズ2024で、クイーンベリーは、9チームが挑んだシニア編成ポム部門A(高校生以下、メンバー8人まで)で優勝。キレがあるダンスで、高いジャンプや回転、側宙などを入れて、約2分間の息の合った演技で高得点をマークして、世界大会への出場推薦枠を獲得した。 佐野さんは「全国大会では、これまで練習してきたすべてのことを出し切り、優勝することができました」と喜び、世界大会に向けて「多くの人たちの期待に応えられるように頑張りたい」と気を引き締める。 川井代表は「クイーンベリーは7人全員の演技力が高いので、本番では、どのようにまとまって力を発揮できるかが鍵になる。これまで1年間練習を積み、体は疲れていると思いますが、本番ではチーム力を生かして、優勝をめざしてほしい」と期待を寄せている。 クイーンベリーの他のメンバーは次のみなさん。 田村琉那(宮津天橋高2年)、吉見郁音(丹波市立市島中3年)、北野真麻(福井県高浜町立高浜中3年)、角谷莉望(同2年)、國分絆奈(京都市立嵯峨中2年)