幸福度 鳩山町が4年連続で1位 大東建託が発表の「街の幸福度&住み続けたい街ランキング2024(埼玉県版)」 住み続けたいのはさいたま市浦和区が4年連続1位
建設・不動産賃貸の大東建託が4日発表した「いい部屋ネット 街の幸福度&住み続けたい街ランキング2024(埼玉県版)」によると、街の幸福度で鳩山町が4年連続で1位となった。2位は3年連続でさいたま市浦和区、3位は昨年4位の横瀬町がランクインした。 全国最年少の町長、就任1カ月 職場環境改善の一つとして2週間で全職員と対話
住み続けたい街は4年連続で浦和区が1位。2位は4年連続で滑川町、3位は2年連続の秩父市で、昨年と変動はなかった。 首都圏1都3県のランキングも発表され、街の幸福度は神奈川県葉山町が2年連続1位。2位は昨年4位の東京都港区、3位は4年連続で東京都中央区だった。県内では昨年2位の鳩山町が6位、浦和区が10位だった。 住み続けたい街は4年連続で神奈川県葉山町が1位。2位に3年連続で同県鎌倉市、3位は千葉県印西市で、埼玉県内自治体のトップ10入りはなかった。 4年連続で県内の幸福度1位になった鳩山町の関係者は「日々の生活で幸福感の基盤となる健康づくりや安全・安心なまちづくりに取り組んでいる。中でも介護保険料は県内一、全国でも5番目の安さを維持しており、住んでみたい・住み続けたいと思っていただけるまちづくりを続けたい」とコメントした。 大東建託賃貸未来研究所フェローの宗健麗澤大教授は、各都県で鳩山町のようなニュータウンのある自治体が上位に入る要因について「家族が一緒に暮らしていくという似たような属性の人が集まり、適度な距離感で負担感のない人間関係が幸福度を下支えしているのでは」と分析した。
調査は24年2月21日~3月14日に対象地域居住の20歳以上の男女にインターネットで実施。埼玉版は1万714人、首都圏版は5万3544人が回答。過去5年分の集計と合わせた累計でランキングした。回答者の重複はないという。