<レディー・ガガ>「ジョーカー2」謎の女リーを演じる ピエロのメイクを施す場面「本当に強烈でした」
劇中でリーはジョーカーのようなピエロのメイクを施す場面もある。
ガガさんは「それは本当に強烈でした。いつもステージでメイクの実験をしている私でさえ。私は彼女(リー)にたくさんの意味を込めていたので、そのメイクが何を意味するのか分かっていました。リーのメイクは彼(ジョーカー)への執着から来ているんです。それと、ジョーカーにメイクを施すのもとても楽しかったです。私はずっと、あのシーンはパワフルだと感じていました。自分が幸せになるために、彼女は、彼が強くなると感じるものを武器にするんです」と語った。
劇中では、ジョーカーとリーが歌う場面など絡みのシーンが多いが、ジョーカーを演じるフェニックスさんとは「実は一度も、私たちは、リハーサルはしませんでした。私たちはすぐに撮影に入りました。だからすべてがとても生(ありのまま)で、新鮮でした」という。
事前に話し合い(打ち合わせ)はしたものの、「歌でのリハーサルも、音楽に関して言うと、その瞬間次第でした。私のキャラクターにとっては、何が起きているか、何を言おうとしているのかによって、私は何通りかの歌い方をしました」と明かす。
俳優として演じることと歌手として歌で表現することは共通点はあるのだろうか。
「俳優としてとても自信を持っています。なぜなら多分、私がキャリア全体でアルバムを通してキャラクターを創造してきたからだと思います。そして、私は小さい頃から演技もしていました。だから、私にとって、それは重力を変えて毎回新しい世界を創造することなんです。そして、リーの世界は、私がステージにいるときとはまったく異なります。ですがまた、私のパフォーマンスは、常に私のストーリーや経験と結びついています。またそれは、夢と結びついています。そういったことは多くの点で、演技しているときと非常に似ていると思います」
リーの歌い方と歌手としてのガガさんの歌い方とは異なるが、それはキャリアに影響があるのだろうか。