エリクセンがユーロ復帰戦で心肺停止の悪夢拭い去る復活弾! 「今大会のストーリーは前回とまったく異なる」
デンマーク代表は16日、ユーロ2024グループC第1節でスロベニア代表と対戦し、1-1のドローに終わった。 【動画】エリクセンが悪夢のユーロで復活ゴール 白星発進とはならなかったデンマークだが、今大会のチームでも中心のMFクリスティアン・エリクセンが17分に味方の落としに反応し、胸トラップからの右足フィニッシュで先制ゴール。今後にも期待を抱かせる活躍を披露した。 そんな32歳MFだが、2021年に行われた前回のユーロでは初戦のフィンランド代表戦で一時心配停止に。ピッチ上での蘇生処置で一命を取り留めたが、以降のチームに戻れず、同年12月に当時の所属先だったインテルも退団した。 それから1年後にブレントフォードでカムバックを遂げると、半年後からは現在のマンチェスター・ユナイテッドでプレー。その間に代表復帰し、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)に続いて、今回のユーロにも出場した。 UEFA公式サイトによると、キャリアをも狂わせるあの悪夢から1100日後に再びユーロのピッチに立ち、ゴールを決めたエリクセンは感慨深げに振り返った。 「今大会での僕のストーリーは前回とまったく異なる。幸いにも、あれから多くの試合を重ねて、この試合に臨むにあたって自信があった。プレーできていることにただただ幸せを感じる。このユーロでプレーするのはいつだって特別だ」
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