ヤクルト・石川雅規、悲願達成に前進…がまさかの展開 6イニング2失点も救援陣打たれチームは逆転サヨナラ負け
◇27日 広島4x―3ヤクルト(マツダ) 悲願達成に前進する白星がまさかの展開で水泡に帰した。ヤクルトの先発・石川雅規投手は6イニングを3安打2失点の好投。通算200勝まで残り13勝とする権利を手にして救援陣に後を託した。しかし、1点リードの9回から登板した田口が2失点。チームは逆転サヨナラ負けで4連敗を喫した。 「チームでやっていることですから。いいことも悪いこともありますけど、チームでなんとか目の前の1試合を頑張っていくだけだと思います」 プロ野球記録の新人年から23年連続勝利を達成した2日の楽天戦(楽天モバイルパーク)以来となった1軍登板。1回に自身のミスも絡んで1点を失ったが、すぐさま立て直した。その後の失点は5回に喫した菊池のソロのみ。持ち味の打たせてとる投球が光った。 あらためて健在ぶりを示した球界最年長44歳のベテラン左腕。高津監督は「勝たせてあげたかった」と無念の表情だった。
中日スポーツ