ヤマダデンキ、「ヤマダ積立預金」満期特典の10%還元を中止 「想定・準備において見通しが甘かった」
ヤマダデンキは2024年12月2日、会員向けの銀行サービス「ヤマダNEOBANK」における積立預金のキャンペーン「ヤマダ積立預金 満期特典」を中止すると、公式サイトで発表した。 【画像】「ヤマダ積立預金」の満期特典の内容は? ■「心よりお詫び申し上げます」 ヤマダNEOBANKは、住信SBIネット銀行と共同で提供している銀行サービスだ。ヤマダデンキは、同サービスの「ヤマダ積立預金」をリリースする記念として、積立満期時に積立金総額に対して10%のポイントを還元するキャンペーン(通常の還元として積立総額の5%、キャンペーン特典としてさらに5%の計10%のポイント)を行うと予告していた。 12月2日の発表では、この「ヤマダ積立預金 満期特典」を中止すると報告。ヤマダデンキの想定を遥かに上回る申し込みがあったとし、一部からの大量の申し込みがあったと述べている。 既に申し込んでいる利用者には個別に連絡し、1人(1口座)につき3000ポイントを付与する予定だ。また、申し込みが済んでいる積立預金契約の取り扱いについては、住信SBIネット銀行と協議し、改めて案内するとした。 ヤマダデンキは、「お客様に多大なるご迷惑をおかけいたしました事、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。今回の特典について、「事前の想定・準備において弊社の見通しが甘かった」との認識を示した。