大谷翔平が先頭打者ホームラン、ナ・リーグ首位独走の24号…9試合連続打点で球団記録に並ぶ
【シカゴ(米イリノイ州)=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は25日(日本時間26日)、敵地シカゴでのホワイトソックス戦に1番指名打者で出場し、今季2度目の初回先頭打者本塁打となる24号ソロを放った。9試合連続打点となり、球団記録に69年ぶりに並んだ。この時点のナ・リーグ本塁打ランキングでは2位のオスナ(ブレーブス)に3本差をつけ、首位を独走している。 【写真特集】みなぎるドジャーブルー…大谷翔平
右腕フレクセンに対し、2ボール、2ストライクからの5球目、外角のカーブを最初のスイングでとらえた。最後はバットから左手を離し、右手一本で振り抜くと、高く上がった打球は右中間へ。右翼手がジャンプしてグラブに当てたが、そのままフェンスを越えた。
打球の行方を見ながら走っていた大谷は、バットを手にしたまま一塁を回った。フェンスを越えたことがわかると、バットを手放し、いったん一塁ベースを踏み直してからダイヤモンドを1周した。
大リーグ公式データサイトによると、打球速度は自身が今季放った本塁打で最も遅い93・8マイル(約151キロ)で、飛距離は376フィート(約115メートル)だった。