「大きな声で危険を呼びかけて」こども園で不審者対応訓練 刃物を持った犯人が園内に侵入する想定で=静岡・下田市
不審者への対応を強化するため、静岡県下田市の認定こども園で防犯訓練が行われました。 11月22日の訓練は、刃物を持った不審者が園内に侵入するという想定で、職員と園児が参加しました。不審者役の警察官が園の敷地内に入ると、職員は園児を室内に避難させ、床にうずくまり不審者の視界に入らないようにしました。 <不審者役の警察官> 「刺すぞほら!いいから入れろ、オラ!」 園舎の出入口では、不審者が室内に入らないように、職員が必死の説得を続けました。 <警察官> 「犯人が入ってきたところで、気づいているお子さんもいたので、職員が気づいた時点で、もう少し大きな声で危険を呼びかけてもらえれば良かった」 訓練の後の防犯教室では、警察官が「知らない人にはついていかない」など、不審者から身を守るための約束事を園児に伝えました。
静岡放送