社民、福島党首の3選承認 衆院選5議席目指す
社民党は23日、東京都内で党大会を開き、福島瑞穂党首の続投を正式に承認した。任期満了に伴う昨年12月の党首選で無投票により連続3選を決めていた。福島氏は次期衆院選で5議席獲得すると目標に掲げ、候補者擁立を急ぐよう地方組織に指示した。 あいさつで福島氏は、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件に触れ「全容解明が必要だ。裏金をもらった議員は政治倫理審査会で全員説明すべきだ」と主張。岸田政権で軍拡が進んでいるとし「頑固に平和、暮らしが一番」と党のスローガンを唱えた。 地方組織や党員との意思疎通を強化するほか、若年層や女性へ支持を広げると訴えた。