趣里と水谷豊の「親子共演」実現か フジ連ドラでの〝相棒オマージュ〟が伏線
いよいよ水谷豊(72)と趣里(34)の親子共演が現実味を帯びてきた。現在、水谷は主演ドラマ「相棒season23」(テレビ朝日系)が放送中。趣里の主演ドラマ「モンスター」(フジテレビ系)は昨年末、最終回を迎えた。ドラマの中でこれまでの趣里の演技からは見られなかったシーンが随所に見られた。 【写真】水谷豊の妻・伊藤蘭 昨年12月2日に放送された「モンスター」第8話では、趣里がティーポットを高々と上げてカップに注ぐ〝右京入れ〟が話題になった。これは「相棒」シリーズで水谷演じる杉下右京が毎回紅茶を注ぐ際に行う独特の入れ方。趣里演じる弁護士・神波亮子は「昨日ドラマで見た」と話し、「相棒」を連想させていた。まさかの〝右京入れ〟に、視聴者が驚いたのは言うまでもないだろう。 ドラマ関係者は「あれは趣里さんのアイデアです。同作は要所にパロディー要素を組み込んでいますが、趣里さんから弁護士事務所にあるティーポットで〝杉下右京の入れ方〟を提案されたそうです。まさかの提案に制作サイドは大盛り上がり。クランクイン当初から趣里さんは抑揚ある表現やセリフ回し、どこか愛嬌も感じさせるような雰囲気で水谷さんを彷彿とさせてきました」と語る。 趣里は2011年に女優デビューし、水谷や母・伊藤蘭の名前を公言することなくキャリアを積み重ねてきた。そして2023年度後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」のヒロインが決まったころからテレビなどで両親の話をするようになった。 「一時期は水谷さんと口を利かない時期もあったそうですが、今は一緒に食事へ行ったりと何でも相談できる親子関係です。これまでは暗黙の了解で〝親子共演NG〟の空気が流れていましたが、現場では水谷さんの話をすることもあり、趣里さん的にも親子トークが〝解禁〟となったことでドラマや映画で共演が見られるかもしれません」(同) バディものでの共演をぜひ期待したい。
東スポWEB