J.LEAGUE(ゲキサカ)

[4.28 J1第10節 東京V 0-0 福岡 味スタ] 　J1リーグは28日、第10節を開催した。味の素スタジアムでは、東京ヴェルディとアビスパ福岡が激突。0-0で引き分けた。 【写真】国立で現地観戦した乃木坂46元メンバー＆話題の水着グラビア表紙 　ここ6戦無敗の東京Vは4試合ぶりの白星を目指す。直近4試合で負けなしの福岡は、こちらも4試合ぶりの勝ち点3を狙った。2ポイント差の両チームの一戦。試合は立ち上がりからホームチームが主導権を握りながらも、アウェーチームも果敢にシュートを放っていった。 　福岡は前半14分、FWシャハブ・ザヘディが敵陣中央あたりで相手のバックパスを回収すると、左に流れながら豪快に左足を振る。強烈なシュートはわずかに枠を外れた。 　東京Vは前半21分に決定機を迎える。DF翁長聖がペナルティエリア内右からクロスを入れると、ファーサイドに流れたところをDF深澤大輝が右足で折り返す。そのボールにFW木村勇大が頭で合わせたが、ここはGK村上昌謙の好セーブに遭った。 　試合はスコアレスのまま前半を折り返すと、後半も一進一退の攻防となった。東京VはFW染野唯月、FW木村勇大を、福岡はザヘディをターゲットにボールを前進させた。 　ともに先制点が遠い両チームは、交代枠を使いながら攻撃の活性化を図る。東京VはMFチアゴ・アウベス、FW山見大登を投入して前線で収めるシーンを作りたい。福岡はMF金森健志、FWウェリントンを送り込んでクロスボールを増やしていった。 　東京Vは後半41分、山見が右サイドから個人技で仕掛けてシュート。しかし、ここはDF田代雅也の体を張ったブロックに遭った。福岡は同45分にFW佐藤凌我がDFラインの背後に抜け出したが、あと一歩ボールに届かなかった。 　試合は0-0のままタイムアップ。勝ち点1を分け合い、ともに無敗記録を伸ばす形となった。