【フランス杯】男子SPは友野一希が3位発進 島田高志郎は5位、首位は金博洋 フィギュアスケート
◇1日 フィギュアスケート グランプリ(GP)シリーズ第3戦・フランス杯第1日(アンジェ) 男子のショートプログラム(SP)が行われ、この大会が今季GPシリーズ初戦となる昨季全日本選手権6位の友野一希(26)=第一住建グループ=が83・45点で3位発進した。首位は88・12点をマークした金博洋(中国)が立った。 5番滑走で登場した友野は冒頭で3回転トーループとのコンビネーションジャンプにする予定だった4回転トーループが単独となった上、着氷が乱れてGOE(出来栄え点)で3・53点の減点を受けた。しかし、2本目の4回転サルコーに2回転トーループをつけてカバーすると、3本目のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をきれいに成功させて1・83点の加点を獲得。今大会は股関節痛を抱えての演技となっているが、しっかり表彰台圏内につけた。 他の日本勢は第1戦・スケートアメリカは6位だった22年全日本選手権2位の島田高志郎(23)=木下グループ=が80・42点の5位。昨季世界選手権3位のアダム・シャオイムファ(フランス)は74・90点の8位と出遅れた。
中日スポーツ