アフリカに生息する野生の猫 当局がシカゴ郊外の村で捕獲
シカゴ、イリノイ州、10月17日 (AP) ― 米中西部イリノイ州シカゴ郊外を歩き回っていた、アフリカ及びアジアの一部に生息する野生の猫が捕獲された。 当局は10月15日、シカゴの北西約53キロに位置するホフマン・エステーツにある民家のデッキの下にいたカラカルを、先端に紐のついたポールで捕獲した。 先週初めてこの村で目撃された大型の野生の猫は、民家のデッキに現れては、その周りを徘徊、時には窓から室内をのぞくこともあったというが、アフリカ及びアジアの一部に生息するカラカルがシカゴ郊外の村に現れたのかは分かっていない。 2021年には、ミシガン州デトロイト郊外にすむ女性が、飼育していた4頭のカラカルのうち1頭が逃げ出し、警察に罰金を支払ったことがある。 また、2019年には、イリノイ州ブルーミントンで飼い主から逃げたカラカルが中型犬を襲い、射殺されたことがある。 ホフマン・エステーツで捕獲されたカラカルは、ウィスコンシン州の動物保護施設が引き取ることになった。 (日本語翻訳・編集 アフロ)