自転車、ヘルメット着用を 大阪府警が動画配信、遺族訴え
大阪府警は3日、自転車乗車中の事故遺族らがヘルメット着用の必要性を訴える動画をユーチューブで公開した。警察官らを対象とした上映会が同日府警本部で開かれ、岩下剛本部長が冒頭、「着用の大切さを再認識してほしい」と話した。 動画は約1時間。2014年に自転車に乗っていた高校生の息子を事故で亡くした愛媛県の渡辺明弘さん(55)らが動画に登場し、「子どもの命の価値とヘルメットの値段をてんびんにかけて、考えてほしい。まずは大人が着用して」などと訴えた。 府警によると大阪の交通事故死者数は、22、23年と2年連続ワースト。