待望の開花! お花見で使えるのは、脱ぎ履きがラクなローファーがイチ推しです!
脱ぐことを想定して素敵なソックス履くのも楽しいんです
東京では、3月29日午後にサクラの開花が発表されました。平年より5日、去年よりは15日遅い開花となり、2013年以降で最も遅くなったそうです。 脱ぎ履きラクなのに素敵なローファーの写真を見る! 待ち侘びていたせいか、早くお花見に出かけたいと前のめりになって、この週末はシート片手にノンビリお花見なんて計画している方も多いのでは。 ただ、シートに座ってのお花見となると、追加の買い出しやトイレなど、靴の脱ぎ履きが頻繁になり、さらにお酒も入るとなるとシューレースはシンドい…。そんなときにはローファーが大活躍! ということで、第175弾はお花見にも使えるローファーをピックアップ。 ローファーは「loafer」と表記し、「怠け者・ならず者」という意味です。その名の通り、本来靴紐を結んで履くべきだったものを、靴紐をなくしても手軽に履けるように仕上げた靴(スリッポン)のこと。 かつて、英国の王室や貴族階級が室内履きとして使用していたルームシューズが、その利便性から外履きでも履かれるようになって人気となり、一般社会へも浸透していきました。 後にアメリカへ渡ると、G.H.バス(G.H.BASS)が、ノルウェーのスリッパ タイプのモカシンを元に「ウィージャンズ(Weejuns)」と名づけたローファーを販売し、大流行。アイビーリーガーたちが、「ウィージャンズ」の切れ込み部分に 1セントコイン(ペニー)を差し込んだのがファッションとなって大ブレイクし、その流行は日本へも飛び火し、足元に欠かせない靴へと成長していきます。 では話をクルリンパと戻して、お花見にも使えるローファーの投稿5選をご紹介していきます!
ジョンロブのロペス
まずは、14回目の登場となった@mstk1111さんの投稿から。ジョンロブ(JOHN LOBB)の「ロペス(LOPEZ)」です。
1950年に大リーガーのアキリーノ・ロペスがオーダーしたビスポークシューズを由来とし、1982年に登場した「ロペス」。 ラスト(木型)にはローファー専用「4395」を採用し、やや長めのノーズがエレガント。スーツやドレスアイテムとも相性が良いです。 アッパーのサイド部分は一枚革で構成され、エプロン部分の拝みモカステッチはとにかく細かく、サドル部分のストラップ・ホールが独特な楕円形をしているのも特長です。 @mstk1111さん愛用のロペスから、今回はムーアランドグレインレザーを採用し、アンライニングで軽やかな履き心地を実現したネイビーの一足を再度ピックアップ。 前回のご紹介から ちょうど1年くらい経過して、だいぶ足に馴染んできているように見えます。光の加減もあるのでしょうが、絶妙なカラーに育っていますね。