「インド市場は魅力的」信州そばで参入 しょうゆやごま油がベースの甘じょっぱいつゆをかけ ベジタリアン用にアレンジも
長野放送
成長著しいインド市場に「信州そば」で参戦します。長野市の製粉会社がインド向けの新商品を開発しました。5月25日から出荷が始まります。 25日から出荷が始まる「柄木田プレミアム信州そば」。インドをターゲットに開発された新商品です。 パプリカやホウレンソウなど野菜と一緒に盛り、しょうゆやごま油がベースの甘じょっぱいつゆをかけサラダとして食べます。ベジタリアンが多いインド人用に考案しました。 (記者リポート) 「つるつる、なめらかな食感です。味の濃いタレに負けないくらいのそばの香り、うま味が口の中に広がります」 開発したのは長野市の柄木田製粉。世界最多の人口と経済成長に商機を見出し、今年3月には現地で展示会にも参加しました。 柄木田製粉・柄木田豊社長: 「展示会で、『そばサラダ』を出したらヘルシーと喜ばれた。インド市場を魅力的に感じた」 麺には「一番粉」と呼ばれる中心部分の粉を使い、なめらかな食感にしました。 柄木田社長によりますと、インドには日本食の店が200店ほどありますが、そばはほとんど知られていないということです。 発売は6月。主にインターネットで200グラム595ルピー(約1120円)で販売します。
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