なぜ獲ったの…。浦和レッズ、謎すぎた歴代外国人選手(3)ピークは過ぎていた? 半年でさよならの元ブラジル代表
1993年に開幕したJリーグでは、数多くの外国人選手がプレーしてきた。見事な活躍をしてクラブの目標達成や発展に貢献した助っ人がいるが、期待に応えられず、ほとんどピッチに立つことなく日本を去った選手も少なくない。今回は、浦和レッズで活躍できなかった外国籍選手を紹介する。※成績は浦和レッズ在籍時のもの。
MF:ドニゼッチ(元ブラジル代表) 生年月日:1968年2月21日 在籍期間:2001年1月~同年7月 Jリーグ成績:7試合0得点 ドニゼッチは、浦和レッズがJ2からJ1に復帰した2001シーズンに加入したブラジル人だ。 J1に戻ってきた浦和は、中盤の守備を強化すべく、クルゼイロで活躍してブラジル代表にも呼ばれていたドニゼッチを獲得した。しかし、負傷の影響で出遅れると、第4節に復帰してからコンスタントに出場したものの、期待されたほどのパフォーマンスは見せられず、6月以降はベンチ外に。ファーストステージが終わったあと、ブラジルに復帰した。 32歳で浦和に加入したドニゼッチは、その後ブラジルの名門ヴァスコ・ダ・ガマでプレーしたが、ほとんど試合には出場できず。2003年はペルーのスポルティング・クリスタルに加入したが、この年限りで現役を引退している。ブラジル代表経験がある優れた選手だったとしても、浦和に加入した時点でピークは過ぎていたのかもしれない。
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