指揮官も期待大「最後やるのはサコ」J1神戸初連覇へエース・大迫勇也“ハンパない”決勝ゴール…きょう最終戦
クラブ史上初のJ1連覇を目指す神戸は7日、最終節・湘南戦(8日)に向け、兵庫・神戸市内で練習を行った。オンライン取材に応じた元日本代表FWのエース・大迫勇也(34)は「最後の試合になる。しっかりしたプレーを見せたい」と腕をまくった。 【図】J1最終節はこうなる…上位3クラブが優勝する条件 2014年以来、10年ぶりに広島、町田と3チームが優勝の可能性を残す中、自力優勝へ、吉田孝行監督(47)から「最後やるのはサコ(大迫)」と“ハンパない”決勝ゴールを期待された。 大迫は昨季、22得点で得点王を獲得。優勝の立役者となりMVPに選出された。ただ、今季は11得点にとどまり、10月6日の京都戦以来2か月、ネットを揺らしていない。11月30日の柏戦では1点を追う後半にPKを外す“失態”を演じたが、大迫は「失敗は誰にでもある。いかに消化して切り替えてパワーアップするか」とリセットに努めている。 リーグ戦は2戦連続引き分け。天下分け目の最終節へ、元日本代表FW武藤嘉紀(32)は、柏戦後に「甘さが出ている」とチーム内を引き締めた。「ピリッとした空気、ポジティブな雰囲気は練習場にも充満している。甘さ、緩みは全くなく試合に臨める」と武藤。ハンパない鋼のメンタルで連覇にアタックする。(森脇 瑠香)
報知新聞社