大谷翔平【Getty Images】

　ロサンゼルス・エンゼルスからフリーエージェント（FA）となっていた大谷翔平選手は、ロサンゼルス・ドジャースへの入団が決定した。大谷を失ったエンゼルスは強力な投手と打者を失ったこととなり、その影響は大きい。米メディア『エッセンシャリースポーツ』のシュラバナ・セングプタ記者が言及した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 　エンゼルスは投手・大谷の穴を埋めるためにサンディエゴ・パドレスからFAとなっているブレイク・スネル投手に注目している。スネルは2億ドル（約285億円）の契約が予想されているが、大谷の負担が無くなったことを考えると資金面では問題ないだろう。 　打者・大谷の穴埋めの方が困難だ。安打151、本塁打44、打点95、WAR10.0という驚異的な数字を残す大谷に代わる選手はいない。候補としてはコディ・ベリンジャー外野手がいるが、要求の3億ドル（約427億円）の負担は大きい。となるとホルヘ・ソラー外野手とテオスカー・ヘルナンデス外野手が候補となる。 　この状況にセングプタ氏は「エンゼルスが大谷翔平に代わる3人のスラッガーのいずれかを獲得するかはわからない。来シーズン、ドジャースと対戦するつもりなら、攻撃陣を充実させる必要がある」と言及した。