陸自と仏陸軍 岩手県で実動訓練 9月18、19日
防衛省陸上幕僚監部は26日、9月8日から20日にかけて仏陸軍と共同で実動訓練「ブリュネ・タカモリ24」を本県と宮城県の演習場で実施すると発表した。同訓練が国内で行われるのは初めて。 同部によると、同訓練は陸自と仏陸軍との相互理解や信頼関係の強化を目的に2023年から実施。今年は期間中、陸自約100人、仏陸軍約50人が参加を予定している。 本県では、来月18、19の両日に岩手山演習場(滝沢市)で実施。陸上自衛隊岩手駐屯地の2部隊が参加し、小銃や機関銃、狙撃銃などを使用して仏陸軍と共同で対ゲリラ・コマンドウ訓練や総合戦闘射撃訓練を行う。 これを受け、県は26日付で東北防衛局へ▽県民の安全への十分な配慮▽県や関係市等への適切な情報提供―など3項目を文書で申し入れた。