1軍復帰はいつ…?ファーム調整が続く主力投手(5)チームはエース不在となり
3月29日に開幕を迎えた2024年のプロ野球。幸先の良いスタートを切った選手がいる一方で、開幕からファームでの調整が続く選手もいる。特に主力投手が出遅れることは、チームの勝ち星にも大きな影響を与えることとなる。そこで今回は、早期の復帰が望まれているチームの主力投手を紹介したい。
小川泰弘(東京ヤクルトスワローズ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:172cm/82kg ・生年月日:1990年5月16日 ・経歴:愛知・成章高 – 創価大 ・ドラフト:2012年ドラフト2位 開幕投手の大本命と目されていた小川泰弘だが、まさかの離脱を強いられた。 2012年ドラフト2位で東京ヤクルトスワローズに入団すると、ルーキーイヤーから先発ローテーションに定着。 同年は26試合(178回)を投げ、16勝4敗、勝率.800、防御率2.93と傑出した成績を残し、投手2冠(最多勝、最高勝率)と新人王に輝いた。 翌2014年にはプロ2年目にして開幕投手を任されるなど、早くから先発陣を牽引。一時は不調に陥る時期もあったが、その後も安定して白星を積み重ねた。 昨季は23試合に登板し、10勝8敗、防御率3.38と安定した成績をマーク。 プロ入りから11年連続で100イニング以上をクリアするなど不可欠な存在となっている小川。今季も4年連続での開幕投手に向けて調整を進めていた。 しかし3月上旬、上半身のコンディション不良により戦列を離れる事態に。それでも、4月5日には実戦復帰を果たしており、シーズン序盤での一軍復帰が見込まれている。
ベースボールチャンネル編集部