小松島で初のガールズケイリン開催 初めての地元戦控えドキドキの藤原春陽が新車披露「逆ウシです!」
小松島競輪「第3回チャリロト杯(F1)」は26日、初日を迎える。今回は小松島競輪場で初となるガールズケイリンの開催が行われる。7Rのガールズ予選1を走る地元の藤原春陽(22歳・徳島=122期)に話を聞いた。 ーー小松島が初のガールズ開催となり、地元で走れますね。 藤原:めっちゃ緊張する~。今日もバンクの早朝練習に参加してから来ました。いよいよ本番で新車投入です。 ーー以前からカラーは秘密と言っていましたけど、何カラーにしたのですか? 藤原:逆ウシです!(笑) やっぱり春陽と言ったら「牛」でしょ。離れられません(笑)。 ーー練習では使っていたんですか? 藤原:練習では乗ってたけど、本番は初めて。この地元戦でおろしたかったので。まだセッティングも出てないんですよ。前のフレームも福岡の藤田剣次さんが出してくれたんです。今回も一緒の開催なのでセッティングを前検日に見てくれるって。やさしくないですか!? 自分の弟子が2人も参加しているのに、ライバルの私の分まで見てくれるって。感謝ですよ。
ーー今節の目標は? 藤原:今回は強い人が揃っているけど、とりあえず決勝に乗りたい。地元なのでそこは頑張りたいです。でもめっちゃ緊張しそう。 そこに今は実況アナウンサーを務めるガールズケイリンの先輩・岩原紗也香さんが現れ…。 岩原:私も緊張する~。だって2か月ぶりの実況やもん。噛み噛みになったらどないしよう。ずっと春陽ちゃんの名前連呼しよっていい?(笑) 藤原:お互い緊張しますよね。でも同じ気持ちの人がおって私はちょっと安心しました(笑)。 初のガールズ開催となった小松島。藤原春陽にとっては初の地元戦となる。走り慣れたバンクで有利と言えば有利だが、今節は児玉碧衣や石井貴子(千葉)など、強敵揃い。地の利を生かして藤原が力走する。(アオケイ・梅田記者)