磯村勇斗主演『若き見知らぬ者たち』予告編&場面写真7枚公開
磯村勇斗が主演を務める映画『若き見知らぬ者たち』の予告編と場面写真7枚が公開された。 【全ての写真】磯村勇斗主演『若き見知らぬ者たち』の場面カット(全7枚) 『若き見知らぬ者たち』は、2020年に『佐々木、イン、マイマイン』で新人賞を総なめにした内山拓也監督の商業長編デビュー作。共演には岸井ゆきの、福山翔大、染谷将太、滝藤賢一、豊原功補、霧島れいかなどが名を連ねた。 主人公の風間彩人(磯村)は、亡くなった父・亮介(豊原)の借金を返済し、難病を患う母・麻美(霧島)の介護をしながら、昼は工事現場、夜は両親が開いたカラオケバーで働いている。公開された映像では、彩人を忘れたくない母・麻美や、彼を支える恋人・日向(岸井)、彼を心配する友人・大和(染谷)、彼の夢を背負う弟・壮平(福山)といった、彩人をとりまく人々との日常が映し出される。 麻美を自宅で介護し続ける彩人と壮平だったが、ままならない生活と立ち行かないほどの貧困で満身創痍の状態が続いており、「もう限界だって……」とつぶやく壮平に彩人は「やめろ」と一蹴。身体は疲れ切っているようだが、家族を守りたい彩人の意思は固かった。 そんな中、彩人が突然亡くなってしまったことが明かされる。彼の生きた証を探し、想い続ける者たち。彩人の無念の死が遺された者たちを突き動かしていく。父がいた頃の幸せだった記憶、彩人を気遣う日向、背負ったものの重さと虚しさに飲み込まれまいと、肩を震わせむせび泣く彩人など、彩人が確かに生きた軌跡の映像が連なる。 「この世のあらゆる暴力から自分の範囲を守るんだよ」と自分に言い聞かせながら生きてきた彩人は、理不尽な世界で何を思い、何を願ったのか。そして、何が彼を殺したのか――。自分の正義を守り、懸命に生きようとする名も無き人々の姿が胸に迫る内容となっている。 また場面写真では、彩人と彼の家族、恋人たちとの日常が切り取られている。 <作品情報> 映画『若き見知らぬ者たち』 10月11日(金) 公開 (C)2024 The Young Strangers Film Partners